FIT GT200 製作編2

FIT GT200 製作記 目次

  1. 1.製作の巻き
  2. 2.テスト走行の巻き
  3. 3.Joy耐参戦の巻き

4. JOY耐・公式練習1回目! 4月1日

K20Aフィット JOY耐公式練習

いよいよ、待ちに待った公開練習の日がやってきました。今日は、長時間の耐久性と燃費をテストです。走り出してすぐに分かったのが、ボディがしっかりしている。今までのノーマルボディとの違いがすぐにわかりました。アシも良く動くようになり、すごく乗りやすくなっている事を感じました。

コーナー進入速度も上げられる!もしかして凄く早いかも?と思って踏んで行くと・・・エンジンがなんか遅い?シビックに直線で抜かれるなんて・・・だって、K20Aですよ!こっちは。しかも、全開です。しかもシビックのドライバーに手を上げて抜かれる始末。エンジンが遅いにもかかわらず、25~30秒台でコンスタントに走れるようになったのはボディのお陰か!なんてカルチャーショックを受けました。私自身、ボディでこんなに変わるとは思ってなかったので・・・。サイトウロールゲージ様、カーサービスヒロ様ありがとうございます!って感じです。

しかし、このエンジン不調を解明するまでにとっても時間がかかることになるとは誰も知らなかったのです・・・・・(つづく)

5. ひたすらテストの巻き!

K20A FIT GT200 メーターパネル

エンジン不調を解明する為にひたすらテストをしました。

お色直し前との変更点は

  1. 無限バルブスプリング
  2. クスコRS・LSD装着RGクラッチ装着
  3. オールペン&ボディ補強
  4. メーターパネル作成

まず、何でエンジンがふけないのか?とりあえず無限のバルブスプリングを入れたので無限に聞いてみました。「うち(無限)のバルブスプリングを入れたからといって遅くなる事はありません。実際、インテグラワンメイクレースでも使用されている方は沢山います。LAFセンサーはよく壊れるよ。エンジンがふけない理由はだいたいがそれだねっ。」との事。

そうなのか・・・と他に思い当たる事もないのでLAFセンサーを交換し、サーキットへ・・・。しかし・・・「う~ん、変わらない。」車内もオールペンしたので、アースを取り直したりもしましたが、ダメ。エンジン本体(バルタイ他)もエンジンをおろしてチェックしましたが、異常なし。「う~ん、わからない。」インテグラワンメイクレースをやっている方達に聞いてみたり・・・。そしたら、カサマレーシング様から重要な情報を教えて頂きました。「ノーマルECUとノーマルメーターは交信しているから、ノーマルECU使うのなら、ノーマルメーター外しちゃダメ。」との事。そうなのか!知らなかった!早速ノーマルメーターに戻しサーキットへ・・・エンジンがふける!すばらしい!やっと解決だぁ!!

この事件が解決した事により、気持ち良く公式練習2回目に望めるのでした。
尚、この件解決にご協力いただいた方達に深く御礼申し上げます。

6. JOY耐・公式練習2回目! 5月29日

エンジン不調も解決し、安心して皆様に乗ってもらえる仕様になりましたので、今回の練習にはカーサービスロの中村貴宏さんも参加、デフィーの廣江さんは出張の為不参加です。参加者は中村(貴)・中村・古賀の三人です。エンジンが回るって気持ちいいなぁ~。この日は中村(貴)さんと古賀が交互に乗り、セッティングです。セッティングをしていく内に、予選、決勝と二通りのセッティングを作ろうという事になりました。予選用はリアが巻き込むオーバーセッティング。決勝用は誰もが安心して乗れる仕様。走行時間が思ったより短くて、決勝用は決まりましたが予選用はまた次回に残しました。決勝用のセットで、ベストタイムも19秒2が出て、目標も見えて、いい気分で今回の走行を終えました。